2010年10月8日金曜日

Global village

Global villageというのは、電気的媒体によるマスメディアによって、時間と空間の限界が取り払われて地球が村のように近いものとなったという意味で、カナダのマーシャル・マクルーハンが広めた言葉です。

マーシャル・マクルーハンは60~70年代、トロント大学の英文学の教授だったのですが、英文学で有名、というよりは、メディアに対する独特な意見をいろいろと発表して、しかもウッディ・アレンとも親交があった関係で、あの「Annie Hall」にもカメオ出演していたりする人物らしいです。

彼の言葉に「メディアはメッセージ」というのがあるのですが、これはメディアの発信する情報により人々は簡単に考え方や知識を変えてしまい、価値観までにも大きな影響を与えてしまうというものです。

彼の時代ではテレビやラジオがそのメディアだったのですが、今ではインターネットの普及によって人との繋がりや情報取得がますます簡単になりました。

地球はまさしくGlobal village状態となっているわけですが、受け取る情報をただ、単純に信じるだけではなく、その選択や管理もとても大事なものになってきています。

ってことを自分の意見でまとめて、先生にメールするのが今週末のELTの宿題です。

確かにインターネットのおかげで日本とカナダはとっても近い気分なのですが、
さて、わたしがここで
今日トロントに隕石が落ちた ←ウソ  といって何人の人が信じるのだろう?
今日カナダでタバコが9ドル ←本当  といって何人の人が信じるのだろう?

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