2010年10月23日土曜日

プレゼンテーションの内容

ELTのクラスで行うプレゼンテーションは
「日本語エンコードについて」
にしました。

漢字は象形文字なので、その字自体に意味があり、日本人にとっては文章を素早く読んで理解するということに対してとっても役にたっています。

なので、漢字を入力することによって、英語を入力するよりも多くのキーを入力しなければならなかったり、プログラマはデータが文字化けしないようにいろいろ余分な設定をしなければならなかったり、その苦労によって、ソフトの価格が高くなったりと、いろいろあるにもかかわらず、みながんばって漢字が使える環境を維持しているのです。

Unicodeが出てきてから、だいぶ楽になって、海外からのメールもローマ字のものを頭で日本語に変換しながら読むという苦労はなくなったのですが、それでも何ヶ月か前に、PHPで作成したWEBプログラムで5C問題があって、エンコードで使用している文字コードを変えてテストを全部しなおさなければならなかったり、会社のホームページ上には実は5年もの間誰も気がつかなかった隠れ半角スペースがまぎれていたりと、いろいろありました。

カナダでは、そういう心配は無いし、ELTのクラスメイトも関係ないとは思うのですが、もしかしたら将来、取引先の日系企業の人から、日本語のファイルが送られてきたり、文字化けしている資料があったりしたときに「ウィルスだ!」とか驚かないように、そして、2バイト文字圏の人たちは、いろいろ苦労があるんだよって知っておいてもらう為にも、ちょっと豆知識としていいかなって思ったからでした。

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