2010年10月28日木曜日

カナダの法律

今日、ELTの先生に聞いた話によると、
先生のスペインに住むお嬢さんのお子さん(お孫さん)はカナダ人では無いのだそう。

先生の家系は代々白人のカナダ人で、ご主人も同じなのですが、
娘さんはスペインで生まれたので娘さん自身はカナダ人でも、
その子供はカナダ以外で生まれた場合、カナダ国籍が取れないのだそうです。

つまり、両親のうち、どちらかがカナダで生まれて、カナダ国籍を保持している場合は、
その子供も自動的にカナダ国籍が取得できるのですが、
先生のお嬢さんの夫はイギリス人で、子供は4ヶ月前にスペインで生まれたので、
現在はイギリス国籍しか無いんだそうです。

もし、先生のお孫さんがカナダに住みたい場合、自分の母親はカナダ人なのに、
本人は移民としてくるしかないのだそう・・・

これは現在のカナダの首相が決定した法律らしいのですが、
まったくもって何だか良く分からない、面倒な問題です。

たとえば、日本で生まれた人が、0歳のときに両親と一緒にカナダに移民してきて、
カナダ人となり、成人してから日本人と結婚して、カナダで就職し、
たまたま転勤で1年日本に住んでいるときに子供が生まれたら、
帰国時に、その赤ちゃんは移民申請をしなくてはならないんですよね。

うーん。

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