2010年9月28日火曜日

Food Handling Workshop

Food Handling Workshopに参加してきました。

食品関係の仕事の際、いかにして食中毒のリスクを減らせるか等の説明を聞き、その後のテストで受かれば、ServSafeというcertificateをいただけるというものです。

ServSafeは日本でいう「食品衛生管理者」ほど権威のあるものでは無いのですが、食品関係の仕事場(調理、配膳、用意など行うところ)では、最低1人は持っている必要がある物のようです。

普通はマニュアル30ドルくらい、テスト30ドルくらい、それにワークショップはもうちょっとするはずが、知人の知っているところだと、登録するだけで無料です。(最近、無料という言葉にめちゃくちゃ弱い)それに食品関係も興味があったので、参加するのもいいかなと。

ワークショップには15人ほど参加していて、お昼にはピザランチも付いていていました。ラッキー!

日本でもおなじみの、すでに知っている話題から、いつも家庭では「ま、こんなもんでいいかな?」でやっていたものが、そうでなかったり、役に立つ話題もたくさんありました。

知らなかった事としては、チキンやターキーなどの鳥類は、肉の中では一番菌が繁殖しやすく危険なので、肉の中が85度以上になるように調理しなければならず、良くクリスマスなどで生の状態で中にスタッフィングをしてから焼く方法は危険なので、業務用としてはだめなのだそうです。
特に鳥類はサルモネラ菌が繁殖しやすく、その菌が毒素を排出し、この毒素は調理しただけでは消えないこともあるので特に気をつけなけなけれなならないそうです。

10月に感謝祭があってターキーを家庭でも焼いたりするのですが、食中毒の元となる菌等は4度以上60度以下の環境で4時間おいたあたりから急激に繁殖するので、ターキーの解凍は焼く3日くらい前から冷蔵庫(4度以上にはまずならないので)の中で行い、完全に解凍してから調理するのがいいそうです。

3日間も、あの大きなターキーが冷蔵庫を占領するとなると、考えただけでうんざりですが、食中毒のリスクを考えると仕方ないのかもしれません。

まずは食品用の温度計を買ってきて、いろいろと試してみようかな。

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