今日はELTのクラスで人権問題について話合いました。
オンタリオ州では、1962年にDaniel Hillという、アメリカからの移民の人によって設立されました。
Daniel Hillは、1970年代にヒットした「Sometimes When We Touch」を歌ったダン・ヒルのお父さんでもあります。
彼は黒人ですが、白人と結婚して、いろいろな差別にあったので、カナダに移民したのですが、そこでもまた差別にあって、これではいけない!ということで、立ち上がったそうです。
人権問題といってもいろいろあって、
人種、宗教、性別、国籍、肌の色、家庭環境、ハンディキャップなどなど
日本ではぜんぜん問題になっていない事柄も、こちらでは差別につながります。
たとえば仕事の面接で、面接官はその人の国籍、宗教はもとより、子供がいるかどうか、結婚しているかどうか、何歳かなどを、直接的にも間接的にも聞いてはいけないことになっています。
違反すると、ちゃんと窓口があって、雇用側は訴えられる可能性もあるので、雇う側としては、いろいろと知らなくてはならないことが多いようです。
日本でも、セクハラとかパワハラとかいろいろ問題になっていますが、まだまだカナダに比べるとそのあたりはうやむやになっているかな?
ちなみにセクシャルハラスメントという英語はありますが、パワーハラスメントという英語は無いそうです。
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